知覚過敏について
こんにちは。もみのき歯科🌲です。
毎日暑い日が続いています。
キンキンに冷えた飲み物を飲んだり、アイスクリームを食べたりすると「キーン」と歯がしみる症状はありませんか?
一般的には、むし歯や歯の神経の炎症が無いにも関わらず、歯がしみたり痛んだりする状態は
知覚過敏と言われています。
また、甘いものを食べたり歯ブラシの毛先が当たったりした時に同様の症状が起こることもあります。
歯は硬いエナメル質で覆われており、その中に柔らかい象牙質が歯の神経を囲むように存在しています。
知覚過敏とは、その象牙質にある「刺激を感じ取って神経に伝える箇所」が露出することで、歯磨きや食事による刺激が強く伝わってしまうことで起こる症状です。
象牙質が露出する原因は、加齢や歯周病の進行によって歯肉が下がり、エナメル質に覆われていない歯根が露出してしまうことや、歯の擦り減り、転倒等による歯の損傷、食べ物の影響を受けて歯が溶けてしまうことなどにより起こります。
また、炭酸やレモンなど、酸性の強い食べ物は歯を溶かしやすく、飲み方、食べ方によってリスクが高くなりますので、長時間ダラダラと飲んだり、日頃から過剰に摂取することは注意が必要です。
むし歯や、歯周病予防には磨き残しがないように、毎日丁寧にブラッシングすることが大切ですが、力の入れすぎや長時間の誤った磨き方はかえって歯肉を下げてしまったり、歯を削ってしまったりして、知覚過敏を引き起こす原因になってしまいます。
知覚過敏の症状は、むし歯や歯周病によるものかどうか、ご自身で判断するのは難しいこともあるため、歯がしみるなど、少しでも症状が出ましたらなるべく早く歯科医院を受診することをおすすめします。
もみのき歯科 院長
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